=========
昨年のノーベル医学生理学賞、
大村智先生は
『「生きる」ではなく
「生ききる」です。
何歳になっても、
社会の役に立つことをする。
それが、私にとって
「生ききる」ことです』
と述べている。
いくつなっても、
どんな境遇でも
人様にお役に立つことは
できる。
仏教の教え
「無財の七施」の実践こそ、
その気になれば
誰にでもできる
「生ききる」である。
=========
七つの布施とは、
一、眼施(慈眼施)
慈(いつく)しみの
眼(まなこ)、
優しい目つきで
すべてに接することである。
二、和顔施(和顔悦色施)
(わがんえつしきせ)
いつも和やかに、
おだやかな顔つきをもって
人に対することである。
三、愛語施(言辞施)
ものやさしい言葉を
使うことである。しかし
叱るときは厳しく、
愛情こもった厳しさが
必要である。
思いやりのこもった
態度と言葉を使うことを
言うのである。
四、身施(捨身施)
自分の体で奉仕すること。
模範的な行動を、
身をもって
実践することである。
人のいやがる仕事でも
よろこんで、気持ちよく
実行することである。
五、心施(心慮施)
(しんりょせ)
自分以外のものの為に心を配り、
心底から、
共に喜んであげられる、
ともに悲しむことが出来る、
他人が受けた心のキズを、
自分のキズのいたみとして
感じとれるようになる
ことである。
六、壮座施(そうざせ)
わかり易く云えば、
座席を譲(ゆず)ることである。
疲れていても、電車の中では
よろこんで席を譲ってあげる
ことを言う。さらには、
自分のライバルの為にさえも、
自分の地位をゆずっても
悔いないでいられること等。
七、房舎施(ぼうしゃせ)
雨や風をしのぐ所を与えること。
たとえば、突然の雨にあった時、
自分がズブ濡れになりながらも、
相手に雨のかからないように
してやること、
思いやりの心を持って
すべての行動をすることである
出典:
http://www.hokkeshu.jp/houwa/031.html
毎朝7時のおはようメッセージ受信は
dmp@mhai.jp に空メールを送るだけ
