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「言葉」「でも」
「だって」「しかし」を
“戸閉め言葉”と言う。
相手を中に入れようと
しない言葉である。
又、
「それがどうしたの」を
“水かけ言葉”
“刺し言葉”といって、
話をプッツリ切ってしまう
言葉として江戸人は
タブーとしたそうだ。
(参考:江戸しぐさ)
確かに、こんな言葉に
気分が冷めたり、
重くなった経験は
少なからずある。
と同時に、自分も、
つい無神経に使っている
言葉でもある。
要注意!!
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万人幸福の栞
『万象我師』に
次のような
くだりがあります。
人は人、自分は自分と、
別々のいきものだと
考えるところに、人の世の
いろいろの不幸がきざす。
実は人はわが鏡である。
自分の心を映す
影像にすぎぬ。
山彦のよべば答える、
それにも譬(たと)えられる。
にこにこして話しかけると、
相手は笑みかけて答える。
大声でどなれば、
むっとしてにらみかえす。
物売りが来る。
イラナイヨと、
つっけんどんに言うと、
ピシャリと戸を引きしめて
出て行く。
親子、夫婦、交友、隣人、
すべてがわが鏡であって、
わが心のままに変わっていく。
今日までは、
相手の人を直そうとした。
鏡に向かって、
顔の墨をけすに、ガラスを
ふこうとしていたので、
一こうにおちぬ。
自分の顔をぬぐえばよい。
人を改めさせよう、
変えようとする前に、
まず自ら改め、
自分が変わればよい。
これ、言いたい人
結構いますわ!
その一人が
他でもない私自身です。
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