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専門分野の皆さまより
つねにカスタマーズ・ファースト。視点の高い自慢のブレーン達。
世界中から寄せられるお客さまのニーズは、広範囲で深く、そして切実。
確かな製品やサービスでお応えするために、
さまざまな分野の"プロ"に鋭い意見や最新情報をいただいています。
製品だけでなく、時には心にもヒントを与えてくれる、私たち自慢のブレーンの方々です。
全国各地に講師に招かれ、リハビリの大切さと装具の意義を訴えている。
吉尾 雅春
吉尾 雅春
千里リハビリテーション病院(大阪府箕面市)
吉尾雅春副院長
川村義肢の社員をみていると、なにが患者さんにとっていいことかを常に考えている気がします。提案に対し、クリエイティブに努力する姿勢があります。私たちの病院でも靴の部分にスニーカーを着けた装具を提案してもらったことがありました。「こういうのもできますよ」と。おばあちゃんが自分で選んだスニーカーを着けてもらえたんです。こうした提案を実によくしてもらえます。臨床的アプローチのチームを一緒に作っています。損得抜き、立場に関係なく何が患者さんにいいことか考えていこうという試みです。私たちの病院はよく「ホテルみたい」と言われます。病院、ホテル、どちらに泊まりたいか、だれでもホテルと答えるでしょう。それならホテルのようにしようと。患者さんという弱い人に「辛抱を」と言うのでなく、元気な者が弱い人に合わせるのです。
パシフィック・サプライのグッドパートナーである義肢装具製作会社。
中島 弘道
(株)エヌ・オー・ティー(東京都品川区)
中島弘道社長
パシフィックサプライから既製品の下肢装具やリハビリシューズ、義足パーツなどを卸していただいています。また、腰に着ける「ダーメンコルセット」は私たちが測った寸法データを送り、川村義肢の工場のCAD・CAMで設計・裁断して作っていただいています。川村義肢さんのダーメンコルセットはパットの種類やカラーが選べたりとオプションも多彩です。患者さんのデータの測り方についてはとことん自社内で教育し、お互いがベストを尽くして一つのものを作っています。また、よく勉強会・講習会を開催していただき、新しい義足の採型方法など知識の上積みができます。良いパートナーシップができていると感じています。義肢装具はリハビリの第一歩、日常生活に戻る第一歩です。義肢装具を作る者は患者さんが使っている姿を常に思い浮かべ、良いものをとことん追求する、そんな姿勢が必要だと思います。また、川村社長の経営哲学--社員を大事にする、お客さまあっての会社である、といった点に共感しています。
グッドデザイン賞受賞の短下肢装具「ゲイトソリューションデザイン」の共同開発にデザイナーとして関わる。
三富 貴峰
(株)GKダイナミックス(東京都豊島区)
三富貴峰・動態デザイン室長
川村義肢とは何度も共同開発させていただいています。リハビリで大切な患者さんの「やる気」を向上させるのはデザインの役割と考えており、GSDの場合「目立たないけど頼りになる」というコンセプトから新しい装具のあり方を考えました。「やる気」を演出するのは優しく頼りになるチタンフレームのデザインや、歩きたくなるスポーティテイストです。一方、シンプル/ミニマムなデザインによる目立たなくきれいな姿を目指しましたが、それは装具に重要なサポート力と相反します。この難しい課題を解決するために、川村義肢は次々と10回以上の修正試作と現場検証を行い、その時のアイデアのキャッチボールから「リアエントリー」という革新的な装具の着けやすさや、サイズの違いに対する広い適応力も獲得できました。このようにモノの開発の過程において、試作して使って検証するところがGSDの開発がうまくいったポイントだと感じており、川村義肢の現場重視の姿勢には大変感心しています。
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