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物事を善・悪、好き・嫌い

だけの基準で見ると、

いつも心の中は忙しく

不足が絶えない。

「足(た)るを知る」とは、

ありのまま、あるがままを

受け入れること。

道元の歌に

「春は花、夏ほととぎす、

　秋は月、冬雪さえて冷しかりけり」

とある。
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我欲は際限無いですから

追えば追うほど

不満足になるものです。

それを気付かせてくれる言葉が

「足るを知る」なんです。

あるがままを受け入れる。

しかし研鑽は止めない。

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