先ほどの

本日のD.M.P.おはようメッセージ!

につながる話です

私のドイツ滞在期間中

つたないドイツ語に

「おまえはドイツ語よりも英語一本で通すべき」

と言われ、自分の不甲斐なさに

大変ショックを受けたことがある

その反面

「ドイツではドイツ語を話すのが当然」

「日本人はどの国に行っても英語を話すのは

その国に対して大変失礼なこと」

とかも言われた

それからどんな国に行っても

最低限のことは現地語で話すようにしている

（上海では玉砕したが･･･）

以上は皆同僚が言った言葉であるが

その中でも最も私の考えに

影響を与えてくれた言葉は

「俺が話したことを復唱してくれ

伝わったかどうかが解らない。

伝わったことが解れば

もっとお前を信用することができて

もっと多くのことをさせてあげられる。

俺たちに時間はたくさんある。

時間を多くかけることに対して気を遣わずに

信頼関係を築いていこう」

である。。

また

アメフトチームに入部して

いきなりレギュラーになったもんだから

強化合宿に連れて行かれた

合宿先のユースホステルで同僚に

「お前は男性名詞だ女性名詞中性名詞だと

文法に束縛され過ぎている

ドイツ人でも間違える奴は沢山いるんだから

そんな細かいことは気にするな

間違えることが罪ではない

話さないことが罪だ！

間違えたら俺たちがちゃんと教えてやる」

と言われた

大変気が楽になって

どんどん話すようになり

チームに打ち解けて行った記憶が

鮮明に残っている

そのお陰で僕のドイツ語には

スラングが多い(笑)

スーパーマーケットのアナウンスもそうだ

流暢に

「只今よりロース肉が奉仕価格でのご提供です」

と言われるより

たどたどしく、噛み噛みのアナウンスの方が

人が集まるそうです

展示の時もそーやね

コンパニオンさんの素晴らしい美声よりも

我がブースの関西弁バリバリの

デモンストレーションの方が

人が集まることも経験済みなのです

確かに私のたどたどしいドイツ語に

みんな注目してくれていたなぁ

なんて今更ながら実感してる

話し間違えることが罪ではない

話さないことが罪である

論文発表でもなんでも

間違え無いために原稿読むのは

あまり喜ばしくないね

間違えてもいいから

しっかりと前を向いて

プレゼンテーションしてもらいたい

プレゼンテーションはハッキリ言って

ＳＨＯＷです

そしてあなたが

その主人公なのです！