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「守・破・離」
鎌倉時代から続く、小笠原流の弓馬術では
準備運動はしないという。
戦国武将たちは陣触れが出たら、
常に即対応することが求められた。
そのために日頃の立居振舞の中で
行動規範を身に付けておく必要がある。
その方法が武術・茶道・芸能などに共通する
「型」(=基本)の反復練習である。
「型」(=基本)は束縛ではなく、むしろ、
一度体得すれば自由に応用でき、
想定外にも対応できる。
トヨタの生産現場では一人一人が
「型」の習得を通じて行動規範を身につけ、
自ら判断し行動できるようにしているという。
企業活動において常に想定外が生じる。
その度にマニュアルやルールを
追加していてはキリがない。
ルールにがんじがらめになり、却って
考える力や判断力を失うことになる。
(参考:日本経済新聞 5.22 あすへの話題)
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守は基本
破は応用
離は独自性
何かあれば慌てず守に返ります。
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