社内報【巻頭言】
問題発生時の心得

問題が発生した時に
自分の本性がさらされます。

わが社には既に絶滅危惧種と言っても
過言ではありませんが、
問題を「ただの困ったこと」
としてしまう人のパターンを
列挙します。

・「なるべく問題を起こさずに」
  とウヤムヤにしてごまかす

・「誰(何)のせいか」と
  犯人(責任の所在)を探し、
  責めたてる、または落ち込む

・「私の立場も考えてよ」
  と泣きを入れる

・知らん顔をして
  自分は蚊帳の外に身を置く

・我慢、諦めてくすぶる

・フテくされ罵声を浴びせて、
 その場から飛び出す

こういった
残念な人にならないように
「問題との向き合い方」について
三つ列挙します。
 
問題の原因を探る
 原因を大局的に捉えて、
 物事の進め方に
 改善と工夫を見いだす。
 発生した問題は、
 一部分の現象に過ぎず、
 全体の方向を指南する天意
 と捉える。
 これが「積極人生」に
 脱皮する最短の道です。
 
問題の意味(意志) を知る
「目前の問題は、
 私の心を育てるために、
 何を教えているのか」と、
 頭をフル回転の中させ、
 静かに自分を振り返りつつ、
 柔軟かつ爽やかに自分自身の
 考え方・身の振り方を改める。
 傲慢・ワガママな心を
 洗い流した分だけ、周囲の
「やる気」に火をつけ、
 環境を変化させる
 エネルギーを生み出す。
 
「苦難はそのまま美である」
 と受け止め、
 できるだけ問題を大きく育てる。
 私情や噂、観念論ではない
 “ありのままの事実”が
 認識できる状況を創り出し、
 その事実と真向かったとき
 「人間力」が生まれる。
 
犯人さがしする時間があるのなら、
真の原因さがしに努めましょう。
すべての因は我にあり。
 

川村慶
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