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紀元前500年代に
書かれたといわれる
「孫子の兵法」は、
『戦わずして勝つ』
という戦略の本質を
教えてくれています。
これを経営に置き換えて
12日までの6日間
読み解いてみます。
孫子の兵法
第一篇始計篇の冒頭は、
「兵は国の大事、
死生の地、
存亡の道なり。
察せざるべからず」
(戦争とは
国家の大事である。
国民の死活が
きまるところで、
国家の存亡の
分かれ道であるから、
よくよく
熟慮せねばならぬ)
という言葉から始まる。
一般的には、
兵は戦いのことであるが、
企業の社会的影響力、
社員に対する責任を
考えると
「兵=人(社員)」
と置き換える方が
判りやすい。
つまり、
「人は企業の大事
(=企業は人なり)、
企業の死活や存亡の
分かれ道となる」
勝敗
(即ち企業経営では利益)
を目的としている人が
多い中で、
人材の育成を治世(経営)
の基本にしていることは
意義深いことである。
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素晴らしい人たちが
素晴らしい仕事をしている
素晴らしい会社でも
倒産してしまえば
それは
お役に立てていないこと。
利益や勝ち負けは
手段に過ぎません。
事業の目的意義を常に
確認し続けましょう。
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