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「善く戦う者は先ず
　勝つべからざるを
　為(ﾅ)して、以て
　敵の勝つべきを待つ。
　勝つべからざるは
　己に在るも、
　勝つべきは敵に在り。
　故に善く戦う者は、
　能(ﾖ)く
　勝つべからざるを
　為すも、
　敵をして必ず勝つ
　べからしむること
　能(ｱﾀ)わず。
　故に曰く、
　勝ちは知るべし、
　而して為すべからずと」
　
戦いに巧みな人は、
先ず味方を固めて
誰にも勝つことの
できない態勢を
整えた上で、
敵が弱点を表して
誰でもが勝てるような
態勢になるのを待った。
誰にも
勝つことのできない
態勢を作るのは味方で、
誰もが勝てる態勢は
敵側の事。
だから、
戦いに巧みな人でも、
味方を固め
誰にも勝つことが
出来ないようにする
ことはできても、
敵が弱点を表して
必ず誰でも勝てるように
させることはできない。
"勝利は知れていても、
 それを必ず成し遂げる
 わけにはいかない"。
結局、時機は必ず来る。
だが、
ことを成就させるには、
常に油断せず
会社の総合力に
磨きをかけ、着実に
レベルアップさせ
続けることである。
ライバルの動向は
注視しても
弱点が表れるのを
待たなくてよい。
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何をするにおいても
原資（おカネ）は必要。
総合力の源は原資だ。
だから
利益が出るような体制に
し続けなければならない。
甘いこと言ってたら
会社は倒産します。
  
      
       
 

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