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「正々の旗を邀(ムカ)うることなく、
堂々の陣を撃つことなし。
これ変を治むる者なり(軍争篇)。
(よく整備した旗ならびには戦いを
仕掛けることをせず、堂々と充実した
陣立てには攻撃を仕掛けないが、
それは、敵の変化を待って
その変化について
うち勝とうとする者である)」。
「正正・堂堂」とは、攻めにも守りにも
強い組織をさす。
「正々の旗」とは、旗じるし、つまり
使命感・大義名分・理念、志を掲げ、
目標に心を一つにして進む組織。
「堂々の陣」とは、規律があって団結し、
よく使命感を持って強固な守りを布く組織。
直ちに攻めに転じることが出来る。
「正正・堂堂」とは、基本を守る組織で、
変化にも応じる最強の組織である。
この組織のリーダーは、優れた
人生観・仕事観を持つことが必要である。
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鳥羽・伏見の戦いで、錦の御旗をみた時、
旧幕府軍の兵士は失望したでしょうね。
リーダーとして
旗印の重要性を考えさせられます。
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