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人の陰口・悪口が会話の中で
出てこないことはまずない。
しかし陰口・悪口を言った分、どこかで
自分もその俎上（そじょう）に
のせられているものである。
　
司馬遷（しばせん）の言葉に
「君子は交わり絶ゆとも、
　悪声を出ださず」
“たとえ相手との関係が切れたとしても、
　決して悪口を言わないのが
　君子の振る舞いだ”
とある。
　
なかなか出来ることではないが、
こうありたいものです。
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車椅子関係の２つの協会を
一つの協会にしよう、という時、
お互いの代表格の人間の悪口を
言いまくっていた酷い自分のこと
思い出しました。
 
当時、八方美人的に
良かれと思ってやったことですが
反対に、「それは違うぞ」
と窘められたことが何回かありました。
 
「そんなこと思ってるんなら
　お互いに仲良くしろや、面倒くさい」
と、間に挟まれた不満もあり、
さらにイライラしておりました。
 　
司馬遷の
「君子は交わり絶ゆとも、
　悪声を出ださず」
の言葉を知り、お二人に対して
申し訳ないことをしたにも拘らず
大切なことお教えいただいたこと、
気づかせてもらった気がします。
 
お元気にされているのだろうか…。
電話でもしてみようかな。
  

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