着物も、道具も、機械も、金銭も
皆生きている。
大切につかえば、
その持主のために喜んで働き、
粗末にあつかえば、すねて
持主に反抗するだけでなく、
時には腹立てて食ってかかる。
けがをするというようなことは
こうした場合が多い。
朝ばん、道具を拝むようにして
働く農夫や大工が、
その道具でけがをする
というようなことはない。
不足不平でぶつぶつ言い、
機械をかたきのようにいやがり、
どれいのように酷使している人は、
その機械の運転がまずく、時には
大けがをすることさえある。
仕事に精根をかたむける人は、
まず用具の手入れを十分にし、
用具を大切にする。
万人幸福の栞
物はこれを生かす人に集まる
「万物生々」より抜粋。
明日も課題を【ど真剣に】共有しましょう!
KAWAMURA Mission Statement
川村グループミッションステートメント