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例年のように「孫子の兵法」を
経営に置き換えて
6日間読み解いていきます。
「智者の慮(リョ)は、
必ず利害を雑(マジ)う。
利に雑りて、務め
信(マコト)なるべきなり。
害に雑りて、
患(ウレ)い解くべきなり
(九変篇)。
(智者は、利害を比較して考える。
目前の利や害にとらわれず、
利には害がつきもの、
害には利が備わることを知って、
利には害の心配をし、
害にはその中の利を見出して
その方策をなすから、任務の伸展、
災難の解決ができる)」。
物事には変化が生じる。
変化のキッカケを掴んで道を開く。
幸福と不幸が
かわるがわるやってくる。
幸福、不幸の中に、
対立するキッカケがある。
利と害の両方を想定し、
利ある場合は害を、
害の場合は利の可能性を考え
転じるキッカケを掴む。
好況と不況、好調と不調への
対応も同じである。
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一喜一憂は大変結構なこと。
喜んで調子乗り過ぎて失敗する。
憂い過ぎて立ち直れない。
これでは良くない。
何ごとも「〇〇過ぎる」は禁物。
足るを知る、ということだな。
何が起こっても謙虚に
受け止め続ける人生にします。
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