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「守・破・離」
鎌倉時代から続く、
小笠原流の弓馬術では
準備運動はしないという。
戦国武将たちは陣触れが出たら、
常に即対応することが求められた。
そのために
日頃の立居振舞の中で行動規範を
身に付けておく必要がある。
その方法が武術・茶道・芸能などに
共通する「型」(=基本)の
反復練習である。
「型」(=基本)は束縛ではなく、
むしろ、
一度体得すれば自由に応用でき、
想定外にも対応できる。
トヨタの生産現場では一人一人が
「型」の習得を通じて
行動規範を身につけ、
自ら判断し行動できるように
しているという。
企業活動において常に想定外が生じる。
その度にマニュアルやルールを
追加していてはキリがない。
ルールにがんじがらめになり、
却って考える力や判断力を
失うことになる。
(参考:日本経済新聞)
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有意注意で日々生きていないと
正しい判断はできなくなる、
と、稲盛和夫塾長は仰ります。
当てずっぽうで経営判断するのは
危険極まりません。
有意注意で生きていきます。
それから、
朝令暮改と言われても、
即行即止を心がけます。
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